ジョーカー(映画)の日本語吹き替え声優とキャスト一覧は?ホアキンフェニックスの兄との関係は?

ジョーカー映画

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2020年アカデミー賞にて11部門もノミネートされた、世界中で話題の映画「ジョーカー」。

2020129日にブルーレイ、DVD、デジタル配信で初の日本語吹替版がリリースされました。

今回は映画「ジョーカー」のキャスト一覧を振り返りながら、主要キャラクターを演じる日本語吹き替え声優も簡単にご紹介していきます。

また、記事の後半では主人公のアーサー役を演じたホアキンフェニックスの兄との関係にも触れておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

映画『ジョーカー』の日本語吹き替え声優は?

早速、映画『ジョーカー』の日本語吹き替え声優を紹介します。

映画『ジョーカー』の日本語吹き替え声優 平田広明(アーサー・フレック役)

主人公アーサー役であるホアキン・フェニックスの声を務めるのは平田広明。

声優として多くのアニメや洋画の吹替に参加しており、主な代表作品に「ワンピース」のサンジ役、「パイレーツオブカリビアン」のジャックスパロウ役がある。20年以上もジョニー・デップの声の吹替をしてきたことから、ジョニーデップ本人が平田をフィックス(はまり役)声優として公認している。

「ジョーカー」での吹き替えについて平田は、「ホアキンフェニックスの演技が危機迫るもので、吹き替えは必要ないのではないかとさえ感じ、プレッシャーが大きかった。でもその分とても思い出深い作品となり、確実に僕の代表作の1つになると思います。」と語っている。

映画『ジョーカー』の日本語吹き替え声優 野島昭生(マレー・フランクリン役)

マレーフランクリンショーの司会者マレー役であるロバート・デ・ニーロの声を務めるのは野島昭生。

代表作には「ナイトライダー」のK.I.T.T.(キット)役があり、ロバート・デ・ニーロの声を担当した作品は過去に「ダーティ・グランパ」や「マイ・インターン」などがある。

「ジョーカー」では、陽気でありながらもどこか威厳がある、大物司会者らしい雰囲気を吹替でも上手に表現しており、ロバートデニーロの演技にもうまくマッチしている。

映画『ジョーカー』の日本語吹き替え声優 種市桃子(ソフィー・デュモンド役)

アーサーと同じアパートに住む隣人のソフィー役であるザジー・ビーツの声を務めるのは、種市桃子。

映画では「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でマーゴット・ロビー演じるシャロン・テート役、海外ドラマでは「ウォッチメン」の海賊ジェニー役や「マジシャンズ シーズン4」のマーゴ役など、近年の話題作の吹替に多数参加している。

映画『ジョーカー』の日本語吹き替え声優 滝沢ロコ(ペニー・フレック役)

アーサーの母親ペニー・フレック役であるフランセス・コンロイの声を務めるのは滝沢ロコ。

主な代表作は、「それいけ!アンパンマン」のみみせんせい役であり、吹替では海外ドラマのER緊急救命室シリーズで多数の役柄の声を務めた経歴がある。

映画『ジョーカー』の日本語吹き替え声優 菅生隆之(トーマス・ウェイン役)

市長候補のトーマス・ウェイン役であるブレット・カレンの声を務めるのは菅生隆之。

多数のアニメや洋画の吹替をしており、トミーリージョーンズの声をよく担当していることで知られている。アニメでは「幽遊白書」の雷禅や、「NARUTO疾風伝」の初代火影・千住柱間などの声を担当していた。

映画『ジョーカー』の日本語吹き替え声優 ボルケーノ太田(ランドル役)

アーサーに銃を渡した同僚の道化師ランドル役であるグレン・フレシュラーの声を務めるのはボルケーノ太田。

44歳の時に声優を目指し、2016年に声優デビューを果たす。以後、多数のアニメに出演しており、洋画の吹替でも近年の話題作に多く参加している。

映画『ジョーカー』の日本語吹き替え声優 越後屋コースケ(ゲイリー役)

唯一アーサーに優しかった同僚の道化師ゲイリー役であるリー・ギルの声を務めるのは越後屋コースケ。

ファンタスティック・ビーストやマッド・マックスなど、洋画での吹替を担当する事が多く、舞台俳優としても活動している。

さて、ここで、映画『ジョーカー』のキャスト一覧を振り返ってみたいと思います。

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映画『ジョーカー』のキャスト一覧は?

こちらが映画『ジョーカー』のキャスト一覧です。

・ホアキン・フェニックス(アーサー・フレック/ジョーカー役)

her/世界でひとつの彼女」での主演やグラディエーターの出演などで数々の賞を受賞しており、2020年アカデミー賞では、「ジョーカー」のアーサー役でアカデミー賞主演男優賞を受賞した。

https://twitter.com/discussingmovie/status/1229855744335499265?s=21

・ロバート・デ・ニーロ(マレー・フランクリン役)

「タクシー・ドライバー」、「ゴッドファーザー Part 」、「マイ・インターン」など、あらゆるジャンルの映画に出演している彼を観たことがない映画好きはこの世にはいないはず。「ジョーカー」でも圧倒的な存在感で映画を彩っている。

・ザジー・ビーツ(ソフィー・デュモンド役)

ドイツ生まれの29歳の若手女優。「デットプール2」やドラマ「アトランタ」などで現在注目を浴びている女優の1人。

・フランセス・コンロイ(ペニー・フレック役)

ドラマ「シックスフィートアンダー」でゴールデングローブ賞のテレビドラマ部門にて主演女優賞を受賞した経歴を持っており、ドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー」に出演したことでも知られている。

https://twitter.com/ahsfxdaily/status/1228787174734258176?s=21

・ブレット・カレン(トーマス・ウェイン役)

「ゴーストライダー」や「ロストバケーション」、「LOST」や「アグリー・ベティ」といった様々な映画やドラマに出演しており、「ジョーカー」と同じバットマン作品である「ダークナイトライジング」にも出演している。

・グレン・フレシュラー(ランドル役)

彼が出演したメジャー作品には、2020年アカデミー賞主演女優賞を受賞したレネー・ゼルウィガー主演の「しあわせ色のルビー」や、米国最長記録の20シーズンを放映した法廷ドラマ「ロー&オーダー」などがある。

・リー・ギル(ゲイリー役)

彼がよく知られている作品には、「ジョーカー」のゲイリー役の他に、「ゲーム・オブ・スローンズ」のボボーノ役などがある。

https://twitter.com/batforcetom/status/1191096633213145088?s=21

ご存じの方も多いと思いますが、ジョーカー役のホアキン・フェニックスの兄が誰かというと・・・

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映画『ジョーカー』のホアキンフェニックスの兄との関係は?

映画『ジョーカー』でジョーカーを演じたホアキン・フェニックスの兄は、名作「スタンド・バイ・ミー」のクリス役で同じみのリヴァー・フェニックスです。

リヴァーは端正な顔立ちと天性の演技力によって、デビュー後すぐにスターとしての名声を手に入れますが、23歳という若さで亡くなってしまいます。

ー宗教団体の信者から子役タレント集団へー

神の子供たちという宗教団体で宣教師をしていた両親と共に、南アメリカを放浪していたリヴァーと妹のレインと弟のホアキンは、歌やダンスをしながらお金を集めていました。

その後、神の子供たちの実態を知った両親は教団を去ります。そして家族揃ってフロリダ、ロサンゼルスへと移り住んでいき、リヴァー達をCMやテレビドラマへ出演させる事に力を注ぎます。

https://twitter.com/r0maphoenix/status/1226722772090589187?s=21

ー語り継がれる若きスターの誕生ー

子役として少しずつテレビドラマに出演するようになったリヴァー。

「スタンド・バイ・ミー」の出演を機に、当時16歳だったリヴァーは、スター街道を一気に駆け上がります。

「旅立ちの時」「インディージョーンズ/最後の聖戦」「マイ・プライベート・アイダホ」などの出演により、彼の名声はさらに勢いを増していきました。

ー早すぎる死、突然の訃報ー

19931031日、当時23歳だったリヴァーは、ドラッグの過剰摂取が原因でこの世を去ります。

この日、リヴァーはザ・ヴァイパー・ルームというクラブに来ていました。そこで致死量を超える量のドラッグを摂取したリヴァーは、クラブ前の歩道で苦しみ悶え始めます。

その場にはレインとホアキンもおり、ホアキンが救急車を呼びリヴァーは病院に搬送されますが間に合わず、兄弟の目の前で命を落としてしまいました。

ー「お前は俺よりも成功する俳優になる」兄リヴァーからの言葉ー

リヴァーが俳優として売れ始めた頃、一方のホアキンは良い役に恵まれていなかったため、ほとんど演技をしていませんでした。

ある日、興奮気味に仕事から帰ってきたリヴァーが「レイジング・ブル」という映画を観るべきだとホアキンに言います。またそれから半年ほど経ったある日に、リヴァーはホアキンに「お前は俳優になるんだ」「お前は俺よりも成功する俳優になる」と言うのです。

その当時は「いったい何を言っているんだろう」と思ったが、自身が俳優として成功した今では、「なんでこうなる事を知っていたんだろうと思う」とホアキンは語っています。

ー演技によって繋がる兄との絆ー

昨年のトロント国際映画祭でのスピーチでホアキンは、もう一度演技を始めて俳優として生きろと言うリヴァーからの言葉にとても恩を感じていると語っています。

また別のインタビューでは、リヴァーの死から26年経った今でも兄の影響を受けていると語り、自分が参加したどの作品にも兄との繋がりがあったように感じると答えていました。

兄に観ることを勧められ、ホアキンが俳優業に戻るきっかけの1つとなった作品「レイジング・ブル」。この映画の主人公はロバート・デ・ニーロであり、ホアキンが一番好きなアメリカ人俳優です。

そして「ジョーカー」でホアキンはロバート・デ・ニーロと共演します。映画は記録的な大ヒットとなり、ホアキンはこの映画によってアカデミー賞主演男優賞を受賞。

まさしく兄リヴァーによる「お前は俺よりも成功する俳優になる」という言葉を体現した瞬間であり、全てが兄によって導かれていたのではないかと思わされるほど11つの出来事に運命的な繋がりを感じます。


出典:vogue

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映画『ジョーカー』の日本語吹き替え声優とキャスト一覧まとめ

作品の中の人物が感じうることをただ感じ、そこから出る表情や仕草を表現するという似た演技観を持っているホアキンとデニーロ。

「ジョーカー」の中でも2人の演技によって、キャラクターの仕草や喋り方などがとても魅力的に惹き立たされています。

吹替版では、実力派の声優達が彼らの細やかな演技の間合いにうまく合わせながら、字幕版よりも日本人に分かりやすい表現でセリフを発しています。

前情報が一切なくても面白い映画ですが、作品に関わっている者達の情報を得た上で観ると、また違った楽しみを味わえると思います。

まだ「ジョーカー」を観ていないという方は、この素晴らしい作品をぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?無料視聴方法はこちらからどうぞ!

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