思い出のマーニーの湿っ地屋敷のモデルの場所と舞台は?原作と映画の違いは?

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思い出のマーニーといえば、美しく幻想的な背景美術も印象に残る作品ですね。
今回はファンの方のために「湿っ地屋敷のモデルの場所と舞台は?」の疑問にお答えしていきます。
また「原作と映画の違いは?」という検証もして、さらに作品の理解を深めたいと思います!

思い出のマーニーの湿っ地屋敷のモデルは?

思い出のマーニーの湿っ地屋敷のモデルをご存知でしょうか?

長野県の軽井沢タリアセンにある「唾鳩荘(すいきゅうそう)」です。

タリアセンは自然溢れる塩沢湖を中心に、お洒落な外観の美術館などがあるレジャー施設です。
そして睡鳩荘は、異国情緒のある歴史的な山荘です。

「屋敷の外観が少し映画と違うかな?」
と気付いた方、なかなか鋭い観察眼をお持ちですね。

ジブリの思い出のマーニーでは、北海道が舞台となります。
それに合わせて、湿っ地屋敷にアレンジが加えられたのです。

わかりやすいのは二重窓です。
この二重窓は格子にも見立てられ、「屋敷に捕らわれているマーニー」を表現しています。

また壁紙の模様、蝶番など、繊細な部分までこだわりを持ってデザインされています。
これほど細部までアニメーション化するのは、かなり革新的だそうですよ。
ぜひ注目してくださいね!

それでは北海道のどこが舞台か、具体的に紹介していきますね。

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思い出のマーニーの舞台は?

思い出のマーニーの舞台は、主に北海道の釧路、根室、厚岸です。

「では、聖地といえる場所はどこなんだろう?」
それをこれから紹介しましょう。

まずは厚岸郡浜中町にある「藻散布沼(もちりっぷとう)」です。
思い出のマーニーといえば、最初に浮かんでくる景色が静かな入江ですね。

監督は、この入江の描写に特に力を入れています。
なぜなら、入江は杏奈たちの心を映す鏡の役割を果たしているからです。

また釧路湿原では、いくつものロケハンが行われたそうです。
綿密な取材と、監督のイメージにより近づけるためのスケッチ……こうしてマーニーの入江が描き出されたのです。

続いて厚岸郡厚岸町にある「真龍神社(しんりゅうじんじゃ)」です。
杏奈が夏祭りで、信子たちとトラブルを起こした神社のモデルです。

ちなみに杏奈が降り立った「岸崎別(きっさきべつ)駅」ですが、モデルには諸説あります。
候補としてはJR厚岸駅、江差駅などが挙げられています。

ところでイギリスが舞台となっている、原作の思い出のマーニーのことは知っていますか?

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